まんがの秋@フィンランド
フィンランドに(も)吹き荒れる日本のアニメ&まんが旋風については、これまでにも何度か書きました。
(アニメ・コミックのカテゴリにまとめてあります)
この勢いはとどまらず、秋にはヘルシンキの美術館で日本のまんがを取り上げた企画展「Japan Pop」開催~。
また、公共放送YLEでもアニメ・まんが特集が組まれます。NHKスペシャルでアニメ特集やるようなもんですな。
<企画展 Japan Pop>
(Manga and Japanese Contemporary Art)
ヘルシンキ市立美術館 Tennispalatsi(Tennis Palace Art Museum)で、会期は2005年の9/9~11/27。
詳細は同美術館のサイトをどうぞ。
サブタイトルとして、「Manga・ホクサイからドラゴンボールまで&9人のコンテンポラリー・アーティスト」となってます。
Mangaのほうは、北斎から現代のまんがまでの流れを紹介。この展示、ヘルシンキの前にスウェーデンでやってたみたいね。
日本のコンテンポラリーアートのほうは、ドイツ人Thomas Olbricht氏のコレクションを展示するそうです。奈良美智、森万里子、村上隆などの作品があるみたい。
それでっ、会期中の9/18(日)は「まんがデーmangapäivä」としていろいろイベントが行われ、コスプレコンテストも開催されるんだと。この美術館で。
情報がここに(フィンランド語オンリーだけど)。
コンテストには、先着50名が参加できるそうです。
日本でも、普通の美術館でアニメやまんがを題材にした展示は、ときどきありますよね。
でもさ、それとコスプレコンテストを組み合わせるという発想は、ないんじゃないかな~。
「美術館の展覧会」と「コスプレ」とは、同じ文脈には現れないものなんだと思う、日本では。
ヨーロッパに渡ったとき、このふたつの間にある(ことになっている)垣根が、あっさり消滅しているってことでしょうかね。
<YLEの特集番組>
YLEのデジタルチャンネルYLE Teemaで、「シリーズOTAKU」(!)として3回連続(9/16、6/23、9/30の20:30から)で放映するそうです。
詳細はYLEのサイトのここに。
このページによると、シリーズは第1回:Manga、第2回:Anime、第3回:フィンランドにおけるanimeとmanga、という構成。
第1回には、フィンランド人まんが家、「ドラゴンボール」のフィンランド語版訳者、日本文化の研究者などが登場するそうです。
第2回には、トゥルク市のアニメ研究会のメンバーが登場するほか、フィンランド人のアニメファンや日本人アニメーション作家へのインタビューも出てくるんだって。
第3回には、フィンランドのアニメ雑誌Anime-lehtiの編集長などが登場。この回は特に「濃い」予感がしますねぇ。
ついで(?)に、日本のアニメ作品も9月にYLE Teemaで放映されるみたい。
ここに作品名と放映予定が出てます。
「扉を開けて」
「超人ロック」
「11人いる!」
「Fake」
の4本です。(かなりバラエティに富んでいるような)きっと、吹き替えでなくフィンランド語字幕でしょう。
私は「11人いる!」と「超人ロック」を特に見てみたいです。
11人~のほうは、原作のまんが(萩尾望都!)は大好きですがアニメは見てません。このまんがは名作だと思うんだな~。
超人ロックは、たぶんこの映画、劇場で見たよ私…最初の公開時に。
本当にすごい勢いだ…(汗)
むかしのまんがやアニメの本、いまフィンランドに持ってったらお宝として売れるかな。フィンランド語で解説つければなおいいかもね~。
誰かフィンランド人相手のまんがビジネス、一緒にやる?(笑)
(2005.7.29 by mf)
(2005.7.31/minasanaさんの京都-フィンランドの記事にTBさせていただきました)
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コメント
毎回、貴重な情報ありがとうございます~。自分ひとりでは、全く気づかないまま終わっていたことでしょう。見逃さないように見なくては(笑)。しかし、古いものばかりやる気がしますねー。超人ロックって原作はかなり古いですよね。確か30巻近くあって完結していなかったような...。後は、吹き替えでないことを祈るばかりです←オイ
投稿 まーらいおん | 2005年7月30日 (土) 06:00
今回 どんな風に翻訳されているのだろうと
フィンランド語版になったmangaを
1冊くらい買って帰ろうか・・・と考えているのですが、
お店に並んでいるもので、私が知っている作品は
「ランマ1/2」くらいしかないのです。しかも、
読んだことないし・・・
何かお勧め作品ありますか。
mfさん、詳しそうだから・・・
よろしくどうぞ。
投稿 みほこ | 2005年7月31日 (日) 13:14
>まーらいおんさん、
おお、お役にたてたようで光栄です。確かに古い作品が多いですよね~。超人ロックについては、YLEのサイトにも、30年続いててまだ終らないと解説されていました。これから、新しいのもどんどん入ってくるんじゃないかと思います。
>みほこさん、
いや~私も、いまフィンランド語で出ている作品はあんまり読んでいないのですが、「ドラゴンボール」「ワンピース」「AKIRA」は日本語から直接フィンランド語に訳されているらしいですよ。「らんま」や「コナン」はドイツ語経由みたいです。なので、日本語からどう訳したか見るには前者がいいかも、ですね。それにしても少年漫画ばかりですね。
投稿 mf | 2005年7月31日 (日) 20:48
わが家でYLE Teemaが見れたはず。『11人いる!』って原作読んだことがあるような気がします。ずいぶん前でストーリーは覚えてないのですが。見ちゃおうかな♪
日本食材店で、かなり漫画が置かれるようになりました。もちろんお客はフィン人みたいですね。お店の人もこの反響ぶりに驚いていました。
投稿 chickpea | 2005年8月 1日 (月) 03:25
なんて、タイムリーな話題!
ありがとうございます。耳寄りな情報です♪
投稿 minasana | 2005年8月 1日 (月) 03:50
>chikpeaさん、
本屋さんだけでなく、日本食材の店で売ってるところが面白いですね。漫画から入って、「日本」全体に興味をもたれているってことでしょうかね。
>minasanaさん、
Tennispalatsiの展覧会、よかったら行ってみてくださいね~♪コンテンポラリーアートとまんがと北斎が一緒というところがなかなかすごいと思います。
投稿 mf | 2005年8月 1日 (月) 13:01