「シエベンタ」
デザイン変えてみました。なかみはフィンラン道です、おいでくださった皆様。
前に使ってた若葉のデザインはとっても気に入っていました。
でも、いいかげん秋も深まってきたし季節はずれなので、なんかいいのがあれば変えようかと思って…
んで、このブログはNiftyのココログを利用してますが、そのテンプレート集を眺めていたら、あるデザインの説明のところに
フィンランド語
と書いてあるのが目に入ったんですね~。
それがこのデザイン、その名も「シエベンタ」。
デザインのコンセプト説明のなかに、
フィンランド語で“シンプル”という意味の「シエベンタ」
…とあります。(詳しくはここに)
シエベンタ…シンプル…????
意味わからん。
すいません不勉強で。
え~と。ブログタイトルの背景に sieventää という文字が躍ってますね。
をを、これがシエベンタの正体か。
「シエベンタ」だとフィンランド語に見えないけど、これならフィンランド語のようだなとわかります。
やっぱり知らない単語でしたが。
しかし、ん~。これは発音にそってカタカナで書くなら、「シエベンタ」でなく、「シエベンター」でありましょう。
母音を伸ばすか伸ばさないかは、フィンランド語にとっては重要な問題なのであります。
(あとまあ、私なら「ベ」じゃなくて「ヴェ」って書きますけどね。シエヴェンター。こう書くとフィンランド語っぽい…)
それで。これは、動詞ですね。形を見りゃ、それはわかります。
んだから、「シンプル」という意味だ、というのは、ちょっと疑問なのですが…。
辞書引いてみました。
・フィンランド語-日本語、
・フィンランド語-英語、
・フィンランド語-フィンランド語
をそれぞれ。
そしたらおもしろいことにこの動詞、まったく違う意味が二つあることがわかったのですが、まず、「シンプル」に関連しそうなほうから。
それは数学で使う用語で、英語では simplifyとか reduce。むむ、この simplify が、「シンプルという意味」って話とつながってそうですな。
しかしこれ、なんて意味、というか、なんて用語ですか、数学の世界@日本語では?(フィン-日辞書には載ってない)
ワタクシはプロフィールページで「10より大きい数は数えられない」と宣言している人間ですので、ずばりこれが訳語、というのが何なのかワカンナイですが…
要するに
単純化する
ですか?
ネット上でこの動詞が使われてるページをさがすと、
なんか知らんけどややこしそーなのがいっぱい出てきます。あんまし、「シンプル」って雰囲気じゃないんですけど(汗)
なぜフィンランド語の、しかもこの単語がデザインの名前として選ばれたのか謎ですが、「北欧風シンプル」というのが、「こういうもの」のことだ、ってことなんでしょーか。
すっきりしたものはわりと好みなので、デザイン自体は、なかなかいいと思っています。
なんにしても、フィンランド語がこんなところで使われてるなんて、フィンおたくとしては喜ぶべき出来事なのでしょう。
さて、この動詞の持つもうひとつの意味。
それは、「美しくする」「可愛くする」です。
ああそうか、「かわいい、美しい、愛らしい」の意味の形容詞 sievä (シエヴァ)と関係あるのか。
興味深かったのは、引いてみた3冊の辞書の中で、
フィン-日には「美しくする」の意味だけが、
フィン-英には「数学の用語」としての意味だけが、
それぞれ載っており、両方が掲載されてるのはフィン-フィンだけだったということです。
…とゆーわけで、「北欧好きな人にオススメ」(Nifty談)のテンプレート、「単純化する」または「美しくする」でございます。
そのうちまた変えると思いますけどね。
あ、ところで、英語のsimpleにあたるフィンランド語としてはyksinkertainen(ユクシンケルタイネン)が最もフツーだと思います。
(2005.10.22 by mf)
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コメント
今日トークをキャンセルしたまーらいおんです。
simplify って単語私たちの分野では良く使います。式を簡単な形に直すときに使う単語ですね。例えば簡単な例では
2/4=1/2
これも simplify ですね。というわけで、フィンランド語の simplify を勉強させていただきありがとうございました。では、寝ます...。
投稿 まーらいおん | 2005年10月26日 (水) 23:14
>まーらいおんさん、
体調のよくないところコメントくださってありがとうございます。専門家の方だと一発でああ、あれ、ってわかる動詞なんですね~。
書いてくださった例だと、「約分する」?「約分する」ってブログタイトルに出しておくのも、なんかアレですね(汗)そのうち変えますぅ。
トークの件残念でしたけどそれがベストの判断だったのだと思います。早くよくなってくださいね。Parane pian!
投稿 mf | 2005年10月27日 (木) 10:25
誤解ないようにもう少し書いておきますね。約分はsimplifyの一例って意味で、挙げさせていただきました。式の通分、因数分解など処々の操作で式が簡単な形に表されることができたとき、simplifyできたと我々は呼んでいます。極端な例だとレポート用紙数枚にわたる式が幾つかの操作を経て3行ぐらいにまとまったときは簡単化できたとよべます。
投稿 まーらいおん | 2005年10月27日 (木) 21:10
>再びまーらいおんさん、
丁寧なご説明ありがとうございます!極端な例とはいえ、レポート用紙数枚ぶんの式が3行くらいに…なんてことができるんですね(驚!!!)
私、理数系のことについてはさっぱりなので、こういうの教えてくださるととってもおもしろいし、ありがたいです。
またいろいろ教えてくださいね~。
投稿 mf | 2005年10月27日 (木) 21:29