ハウルの名前
「ハウルの動く城」って、アカデミー賞の長編アニメ部門にノミネートされたそうですね。
へぇ。
私このあいだ、ヘルシンキで観ました。(日本では観ていなかった)
フィンランド語字幕で観てみたかったので…。フィンランド語吹き替え版も、あるんですけどね(そうでないと低年齢の子どもたちが楽しめないもんね)。
そういえば「千と千尋の神隠し」も、字幕つきでヘルシンキで観たんでした私。
平日の昼間に行ったけど、年始でまだ学校が休みの時期だったので、映画館はお子様で混みあっていました。おじいちゃん、おばあちゃんに連れてきてもらってる子も多かったなー。
それにしても、売店で売ってるポップコーンの箱の巨大さにびびりましたが、欧米では、あれが普通サイズなんですか?小学生くらいの子が、自分の顔の倍の大きさはある箱をかかえていたけど、あんたそれをまるまる一人で食べるんかい?塩分とりすぎだよ…
で、日本語を聞きながらフィンランド語字幕を読むわけですが、最初の1分くらい、すごく混乱します。
字幕って、ふつーは外国語をテキトーに聞きつつ(あるいはぜんぜん聞かずに)、内容は字幕の日本語を読むことで理解しますよね。
だけども、耳で日本語を聞いて瞬時に100%理解しているその内容を、外国語である(=理解度は日本語より当然劣る)フィンランド語を目で読むことで追加確認する、って作業をするとき、
なんで私、字幕を読んでるんだっけ?
ってわけがわからなくなり、頭がくらくらしてくる…。まあ、好きでやってるんですけど。
面白かったのは、魔法使い「ハウル」の名前が、字幕では Hauru ってローマ字表記になっていたことです。 ヒロインの「ソフィー」はSophie なんですけどね。
アカテーミネン書店で、原作(イギリスの児童書)のフィンランド語版を見たけど、そこでは Howl って、英語そのままになっていました。
あれはたぶん、映画の中で日本語で「ハウル」って言ってる、観客にとっては耳で聞こえてくる、その発音にあわせて、Hauruにしたんじゃないかな、と思いました。フィンランド人なら、 Hauru と書いてあれば、日本人が「ハウル」って言うのにわりと近い音を想像するはず。(まったく同じではないけど、でもHowlよりは近いんじゃ)
耳で聞こえる音と、字幕のテキストから予想される音とが著しくズレていると、とくに子ども相手の作品だと、キツいでしょうしね(主人公のひとりなので頻出する名前だし)。
フィンランドでは、英語のタイトル(原作の)Howl's Moving Castle と、日本語の Hauru no ugoku shiro と、どちらもちゃんと紹介されてます。ほかの国でもそうかな。
ところで作品そのものの感想はぁ~、えーと正直に言うと、個人的にはちょっと…期待が大きすぎたかな、と。えーアカデミー賞?ふーん…って思っちゃったんですけど…。まあこういうのは人それぞれってことで。
参考まで、映画のフィンランド語タイトル:
ハウルの動く城 Liikkuva Linna
千と千尋の神隠し Henkien Katkemä
なお~、「ハウル」がアカデミー賞にノミネートされたニュースは、すかさずフィンランドのアニメ関係のサイトでも取り上げられておりました。(前に書いた、アニメ雑誌のサイトです)
(2006.2.1 by mf)
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米国版「耳をすませば」のDVD探していて、こんなのを見つけた。フィンランド版「猫の恩返し」である。先日「耳をすませば」について書いたが、同じ柊あおい原作のためか「猫の恩返し」もなかなか好きな作品だ。日本での公開時は、もちろん映画館まで一人で観に行った。こ...... [続きを読む]
受信: 2006年2月 2日 (木) 18:09
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コメント
ほほぉー、ハウルがアカデミーにノミネートですかぁ~ (・0・。)
私は日本で見ていたので、フィンランドでやっていても行きませんでした。ヘルシンキ映画祭の他の日本アニメは見たかったんですけどねー。
>えーと正直に言うと、個人的には
>ちょっと…期待が大きすぎたかな、と
これ、激しく同意ですね。彼は、ナウシカ完全バージョンを作って以下略
>なんで私、字幕を読んでるんだっけ?
これはバイリンガルならではの混乱な感じが..。私一番できる英語でも、絶対こうはなりません(爆。いやー、さすがです、師匠~。
投稿 まーらいおん | 2006年2月 1日 (水) 21:39
>まーらいおんさん、
いやほんと、
>これ、激しく同意ですね。彼は、ナウシカ完全バージョンを作って以下略
ってそのとおりですよね~。特に「以下略」の部分(爆
ナウシカ完全版は見たいですね、ぜひ。
それにしてもっ、私バイリンガルなんかぢゃありませんよぉっ(汗)も~師匠とかやめてくださいぃぃ…(恥)
日本語は母語なので、かえって混乱するみたい。意外と、英語とフィンランド語の組み合わせのほうが映画見るのは楽だったりします。理解度は著しく低下しますが(笑
投稿 mf | 2006年2月 2日 (木) 09:50
mfさん、こんばんわ。
ハウル、フィンランドでもやってたんですねー!
さすがは世界のジブリアニメですね。
わしは日本で見ましたが、正月おとそ飲んだあとだったので、肝心なところで寝てしまい、内容はイマイチ分かりませんでした。
おなじジブリもので「猫の恩返し」がフィンランドでも公開されたと聞いてびっくりしたこともあります。
現地のタイトルは「Kissojen Valtakunta」ですって。
その記事でTBさせていただきました。
よろしくお願いします☆
これのDVDは手に入らなかったので、代わりにリトアニアでバルト3国版の「猫の恩返し」を買って来て、エストニア語の発音を意味も分からず楽しんでおります(汗)。
投稿 ハンジュ。 | 2006年2月 2日 (木) 18:16
>ハンジュ。さん、
こんにちは。「猫の恩返し」は、フィンランドではDVDが出ただけかと思ってましたが、劇場公開もされていたんですね。
それにしても「バルト三国版」DVD、語学好きとしては心惹かれますねぇ~。
TBもありがとうございました。
投稿 mf | 2006年2月 3日 (金) 23:40