すずしい音色の仲間たち
別ブログにも載せてますが、カンテレ奏者・ あらひろこさんが、@NiftyのデイリーポータルZに登場されてました♪
その記事はこちら。
カンテレ kantele はフィンランドの伝統的な楽器です。
バルト海をはさんでお向かいの国・エストニアにも同じ系統の楽器があって、こちらは カンネル kannel と呼ばれていると思います(エストニア語で)。で、フィンランド語でも、カンテレのことをやはり カンネル ともいいますね。フィンランド語の辞書で kannel を引くと、「kantele を見よ」などと出ています。
エストニアのカンネル関連サイトがありました→ こちら です
エストニア語ですが、フィンランド語がわかれば、な~んとなく推測できる部分もあります(とても近い親戚ですものね)。
(いやエストニア語ちょっとやったんだけどさ。むずかしくてさ~フィンランド語よりよっぽどむずかしいよ……もっと本格的に勉強したいけど)
英語のページもあって(上記URLで「eng」のところをクリック)、なかなか充実しています。
英語ページの History のところをみると、周辺地域に同系統の楽器がいろいろあることが説明されています。
また、おもしろいと思うのは、カンネルの弦の数です。
説明によると、"The oldest string instrument in Estonia is a 6-7 string (earlier 5-string) kannel." となっています。へー。
ここのサイトのメニューの背景になっている写真のカンネルも、7弦のやつですね。
フィンランドでは、5弦のが原型っていわれてると思います。
エストニアの首都タリンで楽器博物館というのに行ったとき、古いカンネルが展示されていたのですが、やはり6弦、7弦のがたくさんあって、
「へー5弦じゃないんだ」
って思ったのをよくおぼえています。
この楽器の歴史的変遷についてはぜんぜん知らないですが、フィンランドでも6弦とか7弦とかもあった(ある)のでしょうか。
なんだか、いろんな地域、いろんな時代の「カンテレの仲間たち」を並べて、音色を聴いてみたくなりました。
日本は真夏の暑さです。いままさにベストシーズンのフィンランドに逃げたいなぁ。でも現実には逃亡はむずかしい。そんなとき、カンテレの涼やかな音を聴けば、しばし北国のさわやかな風を感じられるのであります。
(2007.6.13 by mf)
ちと忙しすぎてもろもろ滞ってます。更新されてないときは、言葉の海でおぼれているとでも思ってください(笑
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コメント
私もあらさんの記事を読みました。
カンテレに関しては何となく知っていた程度だったのですが、演奏の動画もあってカンテレのことをまったく知らない人でもわかりやすい記事になっていましたね。私もカンテレを演奏するところは初めて見たので、感激しながら見ていました。エレキカンテレなんてのもあるんですね。ロック好きのフィンランド人なら、カンテレバンドなんて組んでたりするのでしょうか?
先日カンテレのCDを入手したので、それで私も涼むことにします。
投稿 遼 | 2007年6月13日 (水) 20:34
>遼さん、
カンテレがあんなに大きく取り上げられていて、なんだかうれしいですよね♪
動画があるのもいいですね。
わたしも10弦のを持っているのですが(ほんの手なぐさみ程度にしか弾けませんよ、もちろん)、カンテレを実際に手に取ってみようとする人がどんどん増えるといいなあと思います。
エレキカンテレの実演(?)、見た/聴いたことありますが、なかなかおもしろかったですよ。
投稿 mf | 2007年6月14日 (木) 22:11
こんにちは。
記事をご紹介くださってありがとうございます。(もっと前からここはよませていただいていたのですけれど、ちょっぴり照れくさくて、書き込みが遅くなりました。)
時間も限られていたので、フィンランドの紹介に関してはずいぶん言葉足らずですが。。。
教えてくださったエストニアのカンネルのサイト、ほんとうになかなか充実していますね。エストニア語がなんとなく(ほんのちょっとですが)推測できる気がするのも楽しいです。
カンテレに関していえば、5弦ほど一般的ではないにせよ、6弦か7弦、というのはかなり古くからあったようで、それ以上の弦数のものとは一線を画している気がします。
カレワラで、ヴァイナモイネンがカンテレの弦にするため乙女に髪を請う場面でも、
「されば乙女は髪を与えぬ、
柔き捲毛を彼に与えぬ、
その髪の毛を五本、六本、
毛すじ七本、彼に与えぬ、」
(森本覚丹の訳による)
となっていて、ひょっとして7弦なのかしら、と気になっていました。
言葉の綾なのかもしれないのですけれど。
投稿 hiroko | 2007年6月23日 (土) 12:48
ごぶたさしております。
お元気ですか? :)
こちらの楽器、初めてみたと
思うのですが、音も聞いてみました!
大きい方は、1つの楽器ではないよう、
色々な音がはもっているようで不思議な感じ、フィンランドの幻想的な雰囲気を
感じますね。
(小さいものは音のひとつひとつが
もっとしっかりしていますね)
ルーマニアにも民族音楽に
使われる笛がありまして、広がって
伸びてゆく流れが、ミステリアスな
森を感じさせるんですよ。
投稿 go2rumania | 2007年6月23日 (土) 23:38
>hirokoさん、
デイリーポータルZ、とってもすてきな記事でしたね~♪
6弦、7弦のこと教えてくださってありがとうございます!実は教えてくださるかなと期待していました~。カレワラのそのくだりは、おお! という感じです。たしかに、5・6・7本には意味があるのかも……。
この楽器が、どんな歴史をたどってここまできたのかしらとか、どこの地域まで広がっているのかなとか、いろいろ考えるとわくわくしますね。
またぜひ生でhirokoさんの演奏を聴かせていただきたいと思っています♪
投稿 mf | 2007年6月24日 (日) 00:07
>go2rumaniaさん、
こんにちは(^^)
カンテレ、とってもステキな楽器でしょう?ってわたしが自慢することではないのですが(笑)CDなんかもいろいろ出ていますので機会があればぜひ。
ルーマニアの笛の音もいいですね。森を感じさせるなんてステキな表現ですね~。わたし民族音楽や民族舞踊系が好きで、いくつか聞いたことがありますが、わたしなんぞの知らないもっとすばらしいのがいっぱいあると思います。またいろいろ教えてくださいね。
投稿 mf | 2007年6月24日 (日) 00:18